やがて,低地のアッサムに向けて移動する日がやってきた.また車で移動.

谷間の狭い土地に所狭しと建てられた建物の間をすりぬけて車がいきかう.まあ,よく事故をおこさずに行き交うことだろう.時間があれば高原鉄道に乗ってきたいところだった.

 

  

 

  

 

急な斜面をどんどんおりていくとやがてフラットな土地にたどりつく.

ここでは,イネ刈りを追えたばかりの田んぼや今植えたばかりのところ,熟しはじめるとことなどさまざまな状態のイネがみられる.年中あたたかいことや水が豊富なこと,そしておそらくアウスと呼ばれる感光性のないイネを栽培しているのだろう.

水路には野生のタロイモがあり,農家の人は胃の調子の悪いときに食べるという.

水田をよく見ると形の異なるものが混ざっている.これが雑草イネ,もしくは混ざってしまった他の品種なのだろう.粗放的な栽培をしているとこのようになるが,これについてあまり気にしないで栽培しているところはなんとおおらかなことだろう.