前記事(データ生成編)で生成した2タイプの仮想計測データに対して、指数関数フィッティングを2通りの方法で行います。データのもつ不確かさの性質に応じて、最適なフィッティング方法が変わることを見ていきます。
指数関数フィッティングの2方法の比較(データ生成編)
指数関数でフィッティングしても残差平方和が最小にならない(後編)
指数関数でフィッティングしても残差平方和が最小にならない(前編)
2つの量(あるいは数)の関係を2次元平面にプロットしてそれを何らかの関数でフィッティングする、ということはある種の学問や現場ではよく行われます。そして与えられた関数の形に対して最もよくフィットするパラメータを求める方法として、最小二乗法(Least Squares Method)が非常によく使われます(他の方法を使おうものなら「それには何か意図があるのですか?」と問い詰められるレベルで標準的な方法だと思います)。最小二乗法とは、文字通りに残差の二乗の和(残差平方和)が最小になるようなパラメータを求める、というものです。
与えられたデータを簡単な形の関数でフィッティングする機能は、汎用の表計算ソフトにも当然に備わっています。深く考えずに「このソフトの出力結果は最小二乗法で求めたものでしょ」と思い込んでしまいがちですが、例えば指数関数でフィッティングすると、ソフトの出力結果は一般に残差平方和を最小にするものにはなりません。
学術雑誌に掲載された論文を機関リポジトリに登録する
だいぶ前の話になりますが、ちょっとした論文を学術雑誌に投稿して掲載されました。それを、弘前大学の機関リポジトリである弘前大学学術情報リポジトリに登録しました。そのときの手続きの流れなどを紹介します。
(※2018年度の話ですので、現在は異なる部分があるかもしれません。)
実験レポートをホッチキスで留める
実験レポートを紙媒体で提出する場合,バラバラになってしまわないようにホッチキスで留める必要があります.あれ,どこをどうやって留めればいいのでしょうか?
附属図書館の検索用端末を安心して使う方法
【昔話】理工学部2号館1階の火事
今から10年前の2010年5月11日,理工学部2号館で火事がありました.
学生実験の指導書をコレクションしています
学生実験の指導書(いわゆる「実験テキスト」)を集めています,という話です.特に私の業務と関連の深い,物理学系の専門基礎科目のものを中心にコレクションしています.おっと,そんな予算が職場から降ってくるはずはないので,なけなしの貯金をはたいて購入しています.
コレクションの紹介は別の機会に譲り,ここでは実験テキストの入手方法について語ってみます.
デジタルカメラで撮影した動画をavidemuxでプチ編集する
LANケーブルの記事では,動画を載せてみました.その動画は,もともとコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で撮影した動画をavidemuxでプチ編集したものでした.その編集手順をここに記録しておきます.(こういう作業は,久しぶりにやろうとすると思いのほか手こずったりするものです.)
一口に動画編集と言っても,その内容はピンからキリまであります.ここでは極めて簡易な編集だけを行っているという意味で,プチ編集という言葉を使っています.