岩木山とりんご公園とトラック

横島宏さまからお写真をいただきました!

 

遠くにのぞむ岩木山がなんとも頼もしく思えてきました。

岩木山とりんご公園とトラック

そして哀愁漂うじーちゃん

 

このスポットがパワーをくれる

僕のアナザースカイ

 

太陽の光を浴びたトラックの緑色とリンゴの赤色が画面に映えています!リンゴ公園からの岩木山の眺めはやっぱりいいですね。毎日、こうして見ていらっしゃるのでしょうか。うらやましいです!!

 

夕暮れの土手町

いときちさまからお写真をいただきました!

夕暮れの土手町の光景です。

「夕方の土手町です。夜がすぐそこまで来ているのに、なんかやり残したことがあるような気がして、用もなくぶらぶらと歩きながら街を眺めてました。」

 

夕日に照らされた街並みの色合いが、どこか不思議な感じがします。ちょっとジブリアニメに出てきそうな雰囲気もあるような。

 

11月22日「絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ」はオンライン開催のみとなりました。

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、11月22日の「絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ」はオンラインのみでの開催となりました。ヒロロでは行いません。大変残念ではありますが、どうかご理解いただければ幸いです。

 これにともない、オンラインでの開催時間を以下のように少し長くし、画面越しではありますが、ワークショップでの作品作りの時間を参加者の皆さんと楽しく共有したいと思います。

午前 10:30〜12:00

午後 14:00〜15:30

※各回とも、紙と鉛筆、色鉛筆、ペン、クレヨンなど線を引くことのできるお好きな材料をご用意ください。

※Zoomアプリを事前にダウンロードしてください(パソコン、スマートフォン、タブレットでご利用いただけます)。ぜひ、ご家族やお友達と一緒にお楽しみください!

 

 参加申し込みの受付期間は、11月3日から10日までです。午前・午後どちらも15組さままで(1組につき最大5名さままで)の参加となります。参加のお申し込みが定員を超えた場合は抽選となりますのであらかじめご了承ください(先着順ではありません)。参加が確定しましたら、Zoomのパスコードとともにメールでお知らせします。

お申し込みは、こちらからお願いします!

ワークショップの詳細はこちら↓

 

※なお、絵本のおはなし会は、著作権の都合により、ブックトークとなる可能性があります。

弘前の写真募集中!

弘前のお気に入りスポットを教えてください!

11月22日の「絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ」では、弘前を舞台にした絵本を想定して、オリジナルキャラクター作りに挑戦します。そこで、弘前の町の魅力的なスポットを共有して、アイデアの参考にさせていただきたいと、弘前の写真を募集しています。いただいた写真は、ワークショップで参考にさせていただくほか、許可がいただけた場合には、3月に予定している「ギャラリーまんなかでのワークショップの成果発表会で展示させていただきたいと考えています。

ご協力いただける方は、こちらまで、お写真のデータとコメントをお寄せください!

 

よろしくお願いいたします!!!

第2回みんなのコンサート 2020年12月18日(金) 10:30~ ヒロロ4階ホール

満席のご予約を頂きました!ありがとうございました。
次回は3月14日(日)と3月18日(木)の予定です。

みんなのコンサート告知

(クリックすると別窓で拡大表示します)

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「絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ」vol. 4 11月22日に開催します!

「絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ」vol. 4を開催します!

 

 

 4回目となる今回のテーマは、弘前が舞台の絵本を想定したオリジナルキャラクター作りです。
「バーバパパ」や「ムーミン」、「クネクネさん」などなど、絵本の中にはたくさんのオリジナルキャラクターが登場します。彼らに共通しているのは、その姿がとても単純な線で形作られていることです。今回は、独特で愛らしいオリジナルキャラクターが活躍する絵本のおはなし会と、線から作り出すオリジナルキャラクターの考案するワークショップを行います。

 

▽とき 2020年11月22日(日)

    午前:10:30-12:30(オンラインワークショップは10:30-11:20)

    午後:14:00-17:00(オンラインワークショップ は14:00-14:50)

    ※午前・午後はそれぞれで完結します(続きものではありません)。

▽場所 ヒロロ3階「多世代交流室2」(オンラインはZoom)

▽対象 幼稚園・保育園〜小学校高学年のお子さまと保護者の方々

    ※保護者の方々もワークショップに参加できます。

▽参加無料です。ワークショップで使う道具については、紙と鉛筆やペンなどがあれば十分です。ヒロロでのワークショップに参加される方々にはこちらでご用意いたします。

※弘前市市民参加型まちづくり1%システム採択事業です。

 

新しいチャレンジ!

○新型コロナウィルス感染症対策ということもあり、「オンラインワークショップ」を同時開催します。「当日の会場が遠いな」という方や、「まだ少し感染症が心配だな」という方のために、Zoomを通じておはなし会とワークショップを中継開催します。

○オリジナルキャラクターは、弘前を舞台にした絵本の中で活躍する設定にするため、事前に、「弘前のお気に入りスポット」写真を広く募集し、アートワールドひろさきのウェブサイトやSNSサイトでご紹介させていただきます。

○できあがったキャラクターの画像データを撮らせていただき、弘前の風景写真と合体させたものを「ギャラリーまんなか」にて2月に展示発表したいと考えています。

 

興味のある方、お写真のデータをご提供いただける方、あるいはこんな風景を使ってほしいという方は、このウェブサイトのお問い合わせフォームでご連絡ください!

 

○お写真のデータについてはこちらまで!

○参加のお申込みは、こちらのページで、11月3日から11月9日までにお願いします。

受付可能人数を超えた応募があった場合には抽選での受付となります。今回は、オンラインワークショップと同時開催となります。オンラインで参加をご希望の方も受付をお願いします。

 

もうすぐ林檎の季節です。

夏の間は青々としていた林檎畑。

岩木山の麓には広大な林檎畑が続いています。

そろそろ収穫の時期が近づいてきました。店頭にはこの時期に獲れる「つがる」種のリンゴが並んでいました!

沢のバス停付近で撮りました。太陽の光が眩しかった!

 

文:北 彰介、絵:太田大八『なんげえはなしっこしかへがな』BL出版

文:北 彰介、絵:太田大八『なんげえはなしっこしかへがな』BL出版

 

津軽地方に伝わる昔話を集めた絵本です。

冒頭、語り部さんの「なんげえはなしっこしかへがな」の言葉とともにお話がはじまります。

 

ミン ミン ミン となく蝉と、デデッポッポ となく山鳩のかけ合いが耳に楽しい「なぎくらべ」や、山の向こうに遊びに行こうとして ズルズルズル と途方もなく長い体を滑らせていった「へび」、村はずれの倉の中に作られた巣から ブンブンブン と生まれて出てきた何千匹もの「くまんばぢ」、そして岩から川に ドボン スイスイスイ と飛び込んでいく八万八千八百八十八匹の「かっぱ」、長いなが〜〜〜い「かみなりさまのふんどし」の話などなど、オノマトペの繰り返しが心地よいお話が収録されています。

 

弘前周辺には河童を「水虎さま」として祀る神社やお寺が点在しています。確かに、津軽平野を流れる岩木川周辺の平地では、かつては水害もかなりあったそうで、水辺に縁のある河童は特別な存在なのかもしれません。

 

赤い色が目を引く表紙ですが、中には美しい水彩による色とりどりの挿絵の世界が広がっています。モチーフの輪郭線もリズミカルな反復や流れるような曲線を示していて、耳にも目にも心地よい絵本です。

 

※この投稿の画像は、出版社が一般に掲載を許可している範囲内のものです。無断転載はご遠慮ください。

 

さく:ジャック・ガントス、え:ニコール・ルーベル、やく:いしいももこ『あくたれラルフ』童話館出版

さく:ジャック・ガントス、え:ニコール・ルーベル、やく:いしいももこ『あくたれラルフ』童話館出版

 

ラルフはセイラのねこです。いつも悪さをしてはセイラと家族を困らせています。

けれどセイラは、たとえあくたれでも、ラルフが好きでした。

 

ある日、セイラたちはラルフを連れてサーカスに行きました。サーカスではラルフの隣にいた犬がうるさく吠えたてたので、ラルフは気に入りません。とうとう犬の首輪にたくさんの風船をつけて、犬をライオン小屋の上に飛ばしてしまします。ここからラルフの悪戯はどんどん加速していって、とんでもないことに!セイラたちはラルフをサーカスに置いて帰ってしまいます。

 

ラルフはこの後どうなるのでしょうか。

「(…) あたし いまでも あんたがだいすきなのよ!」ラルフに再会した時のセイラの言葉が素敵です。

 

ニコール・ルーベルのユーモラスな挿絵が目を引きます。

表紙のラルフの表情とそのいたずらっぷり、こんなキャラクターがいると楽しいです。シリーズ本になっています。

 

※この投稿の画像は、出版社の許可を得て掲載しているものです。無断転載はご遠慮ください。

 

文:セシリア・ダヴィッドソン、絵:フィリッパ・ヴィードルンド、訳:オスターグレン晴子『ムーミンやしきのすがたの見えないおきゃくさま』徳間書店

文:セシリア・ダヴィッドソン、絵:フィリッパ・ヴィードルンド、訳:オスターグレン晴子『ムーミンやしきのすがたの見えないおきゃくさま』徳間書店

 

原作はトーベ・ヤンソンです。

雨のふる暗い夕方に、その女の子はトゥーティッキに連れられてムーミン邸にやってきました。名前はニンニ。けれども、その子の姿は見えません。トゥーティッキによると、ニンニは一緒に住んでいたおばさんにいじめられて、怒ったり怒鳴られたりされて毎日びくびくしながら暮らしているうちに姿が見えなくなってしまいました。そこでトゥーティッキは、もしもニンニをムーミントロールの家族のもとに連れて行って、しばらく一緒に過ごさせたならば、また姿が見えるようになるのではないかと思いついたのでした。

 ニンニは黒いリボンに通された鈴を首につけていました。ニンニが屋敷に入ってくると、姿は見えないものの、鈴が宙に浮いて見えます。そうして、ムーミントロールたちと一緒に森でとってきたばかりのキノコをきれいにする作業に取りかかりました。すると、キノコだけがスーッと宙に浮いて、鈴の方に動いたのです。みんなはニンニの姿が見えるようになるにはどうしたいいものかと考えるようになりました。

 その晩、ムーミンママはおばあさまの残した古い手帳から、「すがたがうすくなったり、見えなくなったときのくすり」の作り方のメモを探し出して、さっそくいろいろな材料を用意して混ぜ合わせると、翌朝、ニンニの飲むコーヒーにこっそり混ぜました。すると、ニンニの小さな足が見えるようになったのです。

 

 ニンニは、おおらかなムーミン一家とともに過ごすうちに、その姿を取り戻していきます。けれども、その顔だけはなかなか見えるようになりませんでした。彼女はムーミンママが大好きで、いつもその後ろをついていきます。そんな彼女の姿が見えるようになったのは、ムーミンママを助けようとしてとったある行動なのですが−。

 ムーミン一家のやさしさが心地良いお話です。リンゴ畑を背にしたムーミントロールたちの様子を描いた挿絵のページが、どことなく弘前のリンゴ畑を思い出させたりします。

 

※この投稿の画像は、出版社の許可を得て掲載しているものです。無断転載はご遠慮ください。