テイラー展開による近似式およびパデ近似による近似式とラマヌジャンの近似式の紹介と評価。追記して,関孝和による近似式も。
続きを読む
Category: Maxima
楕円の周の長さの近似式
gnuplot, Maxima, Python グラフ作成・比較
同等の対象を
- gnuplot
- Maxima (
plot2d()
,draw2d()
) - Python の
matplotlib.pyplot.plot()
- Python の SymPy および SymPy Plotting Backends
でグラフにしてみるシリーズ。 続きを読む
Maxima で電場ベクトルの方向場を描く
正負の点電荷がつくる電場の向きを表す方向場を Maxima で描く。以下のページの抜粋。
Maxima によるグラフ作成 draw2d 編
Maxima を使って,関数のグラフを描くことができます。また,数値データもグラフにすることができます。
Maxima の2次元グラフ作成は plot2d()
でもできますが,ここでは,draw2d()
について説明します。
draw2d()
でプロットできるオブジェクトは以下のとおりです。
- 陽関数 $y = f(x)$:
explicit(f(x), x, xmin, xmax)
- 陰関数 $f(x, y) = 0$:
implicit(f(x, y) = 0, x, xmin, xmax, y, ymin, ymax)
- 媒介変数表示 $x(t), y(t)$:
parametric(x(t), y(t), t, tmin, tmax)
- 曲座標表示 $r(\phi)$:
polar(r(phi), phi, 0, 2*pi)
- 点,$x$ 座標 $y$ 座標の数値データ:
points([[x1, y1], [x2, y2], ... ])
またはpoints([[x1, x1, ...], [y1, y2, ...]])
- ベクトル,始点 $x_0, y_0$ からベクトル成分 $v_x, v_y$:
vector([x0, y0], [vx, vy])
また,2本の陽関数で挟まれた領域を塗りつぶすこともできます。
Maxima によるグラフ作成 plot2d 編
Maxima を使って,関数のグラフを描くことができます。また,数値データもグラフにすることができます。
Maxima の2次元グラフ作成は draw2d()
でもできますが,ここでは,plot2d()
について説明します。
plot2d()
でプロットできるオブジェクトは以下のとおりです。
- 陽関数 $y = f(x)$:
plot2d(f(x), [x, xmin, xmax])
- 陰関数 $f(x, y) = 0$:
plot2d(f(x, y) = 0, [x, xmin, xmax], [y, ymin, ymax])
- 媒介変数表示 $x(t), y(t)$:
plot2d([parametric, x(t), y(t), [t, t0, t1]])
- 点,$x$ 座標 $y$ 座標の数値データ:
plot2d([discrete, [[x1, y1], ..., [xn, ..., yn]]])
またはplot2d([discrete, [x1, ..., xn], [y1, ..., yn]])
グラフの上下左右軸に主目盛・副目盛をつける
20世紀の大昔,サイエンティフィックなグラフというものは上下左右軸に目盛をつけるものだと偉い先生に教えられたことがある。その理由は,定規を水平または垂直に当ててグラフの曲線から数値を読み取るためだと言われて,妙に感心したことを覚えている。というわけで,上下左右軸に目盛をつけた,サイエンティフィックなグラフを描く例。
SymPy + SymPy Plotting Backends (SPB) を追加。2023.3.18
続きを読む
Maxima で正規分布をσごとに塗りわける
「gnuplot で正規分布をσごとに塗りわける」の Maxima 版。
以下を参考に,標準正規分布がもつ確率密度関数のグラフを描いてみる。
Planck 2018 results から宇宙空間の物質密度を Maxima で計算する
Maxima を電卓として使って宇宙空間の物質密度を計算する例。Maxima でなくても掛け算割り算ができればなんでもいいです。
続きを読む
Planck 2018 results から Maxima で宇宙年齢を計算する
Maxima を電卓として使って宇宙年齢を計算する例。この問題は Maxima などを使わなくても,$\tanh^{-1} x$ と $\sqrt{x}$ が使える電卓があればできます。 続きを読む