Tag: 絵本

ミロコマチコ『オオカミがとぶひ』イースト・プレス

    かぜがびゅうびゅうびょうびょうふきぬけるー 「だってオオカミがかけまわっているから」   身のまわりでひびく音、日々の生活で生じる出来事・・・その原因が動物だったら?   …

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庄野ナホコ『しろくまきょうだいのセイウチまつり』小学館

    トーリャとパーフカはシロクマの兄弟です。 二人はセイウチはまで開かれる「セイウチまつり」を楽しみに、何か月もお小遣いをためていました。 ところが――ようやくおとずれたお祭りの日、赤ちゃんの妹ミ …

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作:宮沢賢治、画:赤羽末吉『水仙月の四日』創風社

  「カシオペイヤ、もう水仙がさきだすぞ おまえのガラスの水車 きっきとまわせ。」 雪童子はまっ青な空をみあげて、みえない星にさけびました。その空からは青びかりが波になってわくわくとふり、雪狼どもは、ずうっと遠 …

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文:日野十成、絵:斎藤隆夫『かえるの天神さん』福音館書店

  学問の神様として有名な菅原道真の生涯とその死後の怨霊譚を、カエルの「ミチザネさん」の絵物語として語る絵本! 挿絵は平安時代以来の日本の絵巻物に特徴的な「吹き抜き屋台」の構図で俯瞰的に室内を描いたり、雲のよう …

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「絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ」vol. 3の参加受付、2月9日12:00開始です!

午前・午後とも定員に達しましたので、お申込みを締め切らせていただきます。 たくさんのお申込み、ありがとうございました!   ワークショップには保護者の方も参加できます。 また、ワークショップの途中退出もできます …

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文:萱野茂、絵:どいかや『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』あすなろ書房

    アイヌの昔話「ひまなこなべ」の絵本です。 アイヌの人々は、山や川や星や太陽、動物、植物、そして人間が作った道具など、あらゆるものには魂がやどっており、それらはみな「カムイ」と呼ばれる神さまだと …

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作・絵:きくちちき『ゆき』ほるぷ出版

  動物たちの住む森に雪が降ってきました。 だんだんと白くなっていく世界ーー動物たちはどうするのでしょうか。 そして人間の子どもたちは?   みずみずしく色鮮やかな水彩の世界が広がります。 &nbsp …

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再話:瀬田貞二、画:赤羽末吉『かさじぞう』福音館書店

  年越しを前にしたおじいさんとおばあさん。おじいさんはあみがさを五つこしらえて町へ売りに行きます。年越し市は大賑わい。誰もおじいさんのあみがさには見向きもしません。 帰り道、おじいさんは、ふかふかと降る雪の中 …

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絵と文:音の台所(茂木淳子)、音のモティーフ:春畑セロリ『ゼツメツキグシュノオト』らんか社

リュウキュウコノハズク、アオウミガメ、イリオモテヤマネコ、クマゲラ、ホッキョクグマなどなどー絶滅危惧種の動物たち―それぞれの動物にすてきなメロディと詩がつけられています。ー動物たちの音楽が静かに流れていくようです。動物た …

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作:新美南吉、絵:どいかや『手ぶくろを買いに』あすなろ書房

    はじめて雪を目にしたきつねの子は、朝目をさますと「あっ」とさけんで母さんぎつねに駆け寄ります。「かあちゃん、目になにかささった、ぬいてちょうだい、早く早く。」母さんぎつねはびっくりしますが、外 …

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