Category: 絵本の紹介

文:萱野茂、絵:どいかや『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』あすなろ書房

    アイヌの昔話「ひまなこなべ」の絵本です。 アイヌの人々は、山や川や星や太陽、動物、植物、そして人間が作った道具など、あらゆるものには魂がやどっており、それらはみな「カムイ」と呼ばれる神さまだと …

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作・絵:きくちちき『ゆき』ほるぷ出版

  動物たちの住む森に雪が降ってきました。 だんだんと白くなっていく世界ーー動物たちはどうするのでしょうか。 そして人間の子どもたちは?   みずみずしく色鮮やかな水彩の世界が広がります。 &nbsp …

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再話:瀬田貞二、画:赤羽末吉『かさじぞう』福音館書店

  年越しを前にしたおじいさんとおばあさん。おじいさんはあみがさを五つこしらえて町へ売りに行きます。年越し市は大賑わい。誰もおじいさんのあみがさには見向きもしません。 帰り道、おじいさんは、ふかふかと降る雪の中 …

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絵と文:音の台所(茂木淳子)、音のモティーフ:春畑セロリ『ゼツメツキグシュノオト』らんか社

リュウキュウコノハズク、アオウミガメ、イリオモテヤマネコ、クマゲラ、ホッキョクグマなどなどー絶滅危惧種の動物たち―それぞれの動物にすてきなメロディと詩がつけられています。ー動物たちの音楽が静かに流れていくようです。動物た …

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作:新美南吉、絵:どいかや『手ぶくろを買いに』あすなろ書房

    はじめて雪を目にしたきつねの子は、朝目をさますと「あっ」とさけんで母さんぎつねに駆け寄ります。「かあちゃん、目になにかささった、ぬいてちょうだい、早く早く。」母さんぎつねはびっくりしますが、外 …

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きくちちき『とらのことらこ』小学館

    とらの子のとらこが成長していく様子がとにかくかわいい! はじめはおかあさんのうしろでおそるおそるまわりを見ていたとらこ。 ちょうちょをつかまえることもできなかったとらこ。 それでもあるとき、よ …

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作:安房直子、絵:降矢なな『ひめねずみとガラスのストーブ』小学館

    遅ればせながら、今年は子年ということで――   風の子フーとひめねずみのお話です。 暗い冬の空のもと、風の子フーは「さむさむさむ・・・・・・」と震えています。なにかあたたかくなるもの …

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文:松居直、画:赤羽末吉『ももたろう』福音館書店

  日本の昔話と言えば『ももたろう』を真っ先に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 桃から生まれた桃太郎が、元気に大きくなって、犬と猿と雉をお供に、お姫様をさらった鬼を退治しに鬼が島へーいつから知っていた …

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『ちょうじゅうぎが こどもびじゅつえほん』便利堂

  国宝の《鳥獣戯画》が幼児向け絵本になっています。平安時代のモノクロームの墨線で描かれた動物たちはユニークで、ほんとうに生き生きしています。楽しい絵にやさしいお話がつきました。   うさぎがおさるの …

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再話:おざわとしお、画:赤羽末吉『かちかちやま』福音館書店

  おなじみの「かちかちやま」。印象に残るのは機知に富んだ兎の行動で、さわやかな読後感すらあるような気がします。 表情豊かな動物の動きがユーモラスで目が離せない一方、昔日の日本の美しい風景描写にため息が出ます。 …

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