Category: poco a poco アートのたまご

作:デイビッド・リッチフィールド、訳:俵万智『クマと森のピアノ』ポプラ社

  ある日、こぐまのブラウンは、森の中で「へんなもの」に出会います。 美しい音の出るそれは、一台のピアノでした。   この音の出るものに心惹かれたブラウンは、来る日も来る日も鍵盤を鳴らしにやってきまし …

Continue reading

作・絵 みやこしあきこ『ピアノはっぴょうかい』ブロンズ新社

    はじめてのピアノの発表会をむかえたももちゃん。むねがどきどきします。 「だいじょうぶ だいじょうぶ」と心の中で繰り返すももちゃん。 そのとき足もとで、「だいじょうぶ だいじょうぶ」とささやく小 …

Continue reading

作:マリー・ホール・エッツ&アウロラ・ラバスティダ、画:マリー・ホール・エッツ、訳:田辺五十鈴『セシのポサダの日 クリスマスまであと九日』冨山房

    クリスマスが近づいてきました。   メキシコでは、クリスマス前の九日間、毎晩どこかの家で「ポサダ」と呼ばれるパーティーが開かれるそうです。そこでは、ピニャタという、中に粘土でできた壺 …

Continue reading

文:ルース・クラウス、絵:マーク・シーモント、訳:きじまはじめ『はなをくんくん』福音館書店

  今日の弘前、岩木山の麓のほうでは、もう雪が地面を白くし始めました。     白い雪がしんしんと降り積もる森の中では、動物たちがそれぞれに冬眠をしています。 のねずみも、くまも、かたつむり …

Continue reading

手島圭三郎『しまふくろうとふゆのつき』絵本塾出版

    月に照らされた雪原としまふくろうの勇壮な姿―― 凍てついた大地とそこにすむ動物たちの生き様が、短くも雄弁な言葉で語られていきます。 つがいのしまふくろうの後ろ姿があたたかな余韻を残します。 & …

Continue reading

作・絵:こうのあおい『ふゆ』アノニマ・スタジオ

  今年もひらひらと雪が舞い降りてくる季節になりました。   静かに雪が降り積もっていく森の様子がシンプルでスマートな色とフォルムで描かれています。 葉っぱの落ちた木、雪に残る動物の足跡・・・単純であ …

Continue reading

poco a poco アートのたまご これからの予定

12月の「絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ」にたくさんのお申し込みありがとうございました。 また、お電話でのお問合せに対応できなかった皆さまにはご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。 2月にも、盛りだくさんの催し …

Continue reading

絵本と絵画の鑑賞会+ワークショップ(12月15日) 参加受付中です!

※午前の部、午後の部ともに定員に達しましたので、申込を締め切らせて頂きます。たくさんのお申込をありがとうございます。 poco a poco アートのたまご 企画第一弾(「弘前市市民参加型まちづくり1%活用システム」対象 …

Continue reading

絵・文:クリス・ヴァン・オールズバーグ、訳:村上春樹『急行「北極号」』あすなろ書房

  クリスマス・イブの夜中、少年はベッドのなかで、サンタのそりの鈴の音が聞こえてくるのをじっと待っていました。ところが、夜が更けて聞こえてきたのは、しゅうっという蒸気の音と金属のきしむ音だったのです。少年の家の …

Continue reading

作:ウンベルト・エーコ、絵:エウジェニオ・カルミ、訳:海都洋子『火星にいった3人の宇宙飛行士』六耀社

      むかしむかし、宇宙のまんなかに地球という星と火星という星がありました。 地球に住む人々は火星に行ってみたいと思っていました。でも遠すぎました。 しかし時が経つと、人々は火星に行く …

Continue reading