先日、令和3年度 機器・分析技術研究会 in 山口宇部(リンク先はおそらく時限公開)が開催されました。国立大学法人等(ちゃんと書くと、文部科学省管轄の大学共同利用機関法人、国立大学法人、及び独立行政法人国立高等専門学校機構)において「機器・分析技術」を用いる業務に携わる技術系職員が情報交換を行う場、と考えていただくといいと思います。その研究会のオンライン発表(オフラインの研究会において口頭発表やポスター発表で行われるようなもの)の発表者が、予稿のPDFファイルをどうやって生成したのかを調べてみました。
調査方法ですか?35個のPDFファイルのプロパティを1つずつ見ていくだけの簡単なお仕事です。
投稿者: Ando
【宣伝】技術職員が指南!分析装置初歩セミナー
とりあえずは公式サイトをご覧下さい。(10/13:公式サイトのURLを修正しました。)
簡単に説明すると、8月から11月にかけて分子科学研究所、大学連携研究設備ネットワーク事業の主催により、どなたでも無料で受講できる「分析装置初歩セミナー」が、オンライン(Zoom)で開催される、というものです。
大学や研究所で分析装置を扱う技術者が、装置の基礎・原理を初心者向けに教えます。学生や企業の方などが対象で、ぜひこの機会にいろんな分析装置を一から学んでみませんか。
EPMAでZnの状態を判別する
試料中のZnがメタルの状態で存在するのかそれとも酸化物として存在するのかをEPMAで知るためには、Lα線とLβ線の強度比を見るのが簡単です。
Windowsに新たな味方がやってきた、その名は Win+v
Windows10の話。キーボードショートカットには便利なものがいくつかあって、特にCtrl+u、Ctrl+s、Ctrl+v、Ctrl+a、Ctrl+c、Ctrl+x あたりは使いこなしている人も多いと思います。そんなショートカットに、また一つ頼もしいメンバーが加わっていたことに最近気が付いたので、ここで紹介します。
2020年度の基礎物理学実験(3)~機械科学科
2020年度の基礎物理学実験(2)~数物科学科
2020年度の基礎物理学実験(1)~地球環境防災学科
数値の科学的表記
科学技術に関する文書においては、数値を表示する際に、桁数と数字を分離した -1.602×10-19 のような記法が頻繁に用いられます。これを、科学的表記(Scientific Notation)とか科学的記法とか科学的記数法とか指数表示などと呼んだりしますが、本記事では科学的表記で統一します。