Category: 相対論・宇宙論

Hubble (1929) のデータから Maxima でハッブル定数を推定する

Hubble (1929) のデータ

Hubble (1929)Table 1 のデータから Hubble 定数を推定する。

Hubble (1929) のオリジナルのグラフは以下の通り。

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Hubble (1929) のデータから gnuplot でハッブル定数を推定する

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漸近的平坦性を仮定しない不変的な角度の定義を使って Kottler 時空における光の曲がり角を計算したいのだが…

タイトルそのままの話。荒木田君への私信。Arakida & Kasai 2012 (AK) では,Kottler での曲がり角の計算の詳細を端折ったけど,ちゃんとやるとどうなるか,という話。 Continue reading

宇宙論的赤方偏移を共形時間を使わずに導く

このページとか,このページとかでは共形時間 (conformal time) \(\eta\) で表した FLRW 計量

$$ ds^2 = a^2(\eta) \Bigl\{-d\eta^2 + d\chi^2 + \sigma(\chi)^2 (d\theta^2+\sin^2\theta d\phi^2) \Bigr\} $$

を使ったが,通常の時間座標 (cosmic time) \(t\) で表した FLRW 計量

$$ ds^2 =   -dt^2 + g_{ij} \,dx^i dx^j = -dt^2 + a^2(t) \left\{\frac{dr^2}{1- k r^2} + r^2 (d\theta^2+\sin^2\theta d\phi^2)\right\}$$

を使っても膨張宇宙における宇宙論的赤方偏移が

\begin{eqnarray}
\omega &=& – k_{\mu} u^{\mu} \\
&=& – k_0\, u^0 = \frac{\omega_c}{a} \propto \frac{1}{a(t)}
\end{eqnarray}

のようになることを示す。(これは授業の練習問題。) Continue reading

横ドップラー効果を別の立場からみると「真横」ではないという話

特殊相対論においては,光源・観測者間の相対速度がゼロの瞬間であっても,観測される光の振動数の変化が起こる。特殊相対論特有のこの効果は「横ドップラー効果」と呼ばれる。横ドップラー効果の原因としては,光源の時間の進み方が特殊相対論的効果によって遅れるからだ,などという説明があるが…

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ミルン宇宙はミンコフスキーであること

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球対称・真空ならば必ず静的で漸近的に平坦か?

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ルメートル座標であらわしたシュバルツシルト解

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講演「ローレンツ変換によらない相対論の統一的理解」スライド

石原さん定年退職を記念する研究会「相対論と重力研究の現在,過去・未来」での講演スライドの抜粋。(2022年3月11日講演。)

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球対称な3次元空間は必ず共形平坦か?

定曲率3次元空間は共形平坦であることは簡単に証明できそうだが,球対称な3次元空間は必ず共形平坦か,証明できそうにない。どっかにそういう定理とか,ありますかねぇ。 Continue reading

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