チーズを製造する過程で,カードを反転して離漿を促す工程があります。
要する期間はチーズの種類によって異なりますが,当研究室ではおおよそ半日かけて,数時間に1回反転させる方法をとっています。
この作業は手作業で,拘束時間が長く,不満の多い作業であることは私もよく理解していますが,他に方法がありませんでした。
あるとき林崎さんが,「もういやだ」と言って自動化に取り組みました。苦節3ヶ月,様々な友人(理工学部のプログラマーや,木材加工の人)の手を借りて取り組み,ついに完成させました。
↑ モーターを制御する基盤
↑ カードの入ったモールドを木箱に入れてモーターにつなげたところ
↑ 実際に回転する様子(クリックで動画)
たいしたもんです,感服しました。手伝ってくれた人に感謝します。