おばさんのバケツから、ぴしゃんと飛び出したひとしずく。しずくが落ちたのはホコリだらけの裏庭でした。きれいになりたいしずくは、クリーニング屋さんに向かいます。ところがー ひょんなことからはじまったしずくのぼう …
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作:アネット=チゾンとタラス=テイラー、訳:やましたはるお『おばけのバーバパパ』偕成社
フランソワの家の庭で生まれたバーバパパ。フランソワはすぐに仲良しになったけれど、バーバパパは大きすぎて家には置いておけないと言われてしまいます。そうして、動物園に連れて行かれたバーバパパは、檻の中に入れられ …
作:ヨンナ・ビョルンシェーナ、訳:ヘレンハルメ美穂『おばけイカにきをつけろ おとうとうさぎ!』クレヨンハウス
「おとうとうさぎ」シリーズの一冊。スウェーデンの絵本です。 水遊びが苦手なおとうとうさぎ。それでも、にいさんとねえさんと一緒に「不思議の海」にやってきました。二人は魚とりに夢中です。おとうとう …
文:エドアルド・ペチシカ、絵:ズデネック・ミレル、訳:うちだりさこ『もぐらとずぼん』福音館書店
もっこりもりあがった小さな土の山から、「やあ、こんにちは」ともぐらがでてきました。 土の中で見つけた宝物(釘とまり、それに鏡)を持ちだして得意そうにあたりを見回した時、青いずぼんが目に入りました。何でも入っ …
作:村山籌子、絵:村山知義、再話:村山亜土『なくなったあかいようふく』福音館書店
ある日、にわとりの娘さんが歩いていると、洋服屋のあひるさんが一枚のビラをくれました。 「かわいい こどもの ようふく やすい、やすい、とっても やすいよ」 にわとりの娘さんがお母さんにビラを渡すと、お母さん …
作:きくちちき『ぼくだよ ぼくだよ』理論社
ライオンとひょう、二人は友達。でも― 「ぼくのつめのほうがするどいよ」 「ぼくのきんにくのほうがつよいよ」 二人は自分のほうがすぐれているところを主張しあうライバルでもあります。 …
作:つるたようこ『やさいのおにたいじ』福音館書店
あの『酒呑童子』の物語の登場人物が野菜になりました! 京都の町に鬼が出没、娘たちをさらっていきます。娘たちを取り返そうと、屈強な武士たちが大江山に鬼退治に出かけることになりましたー 昔から語り伝えられてきた …
再話:チョン・ミジン、絵:イ・ジョンギュン、訳:おおたけきよみ『イワシ大王のゆめ』光村教育図書
韓国のむかしばなし絵本です。 むかしむかし、東の海に三千年いきているイワシ大王が住んでいました。ある時、大王は不思議な夢を見ました。その内容は、 「体がぴょーんと天たかくとびあがり、すぐにぽとんとおちました …
文:蜂飼耳、絵:今井彩乃『いなかのネズミとまちのネズミ』岩崎書店
おなじみのイソップ物語が絵本になっています。 いなかのネズミがまちのネズミを食事に招待しました。テーブルには、おおむぎ、こむぎ、野原の葉っぱがいっぱいに並びます。まちのネズミはちょっとかじって …
文:神沢利子、絵:赤羽末吉『ねずみのすもう』偕成社
むかし、たいそうびんぼうなじいさんとばあさんがおりました。― ある日、山に柴刈りに出かけたおじいさんは、かわいい掛け声を耳にします。 「でんかしょ でんかしょ」 不思議におもったおじいさんがそっと覗いてみる …