演奏者紹介:宮本香織さん(ピアニスト)

「0歳から大人まで みんなのコンサート」出演のピアニストを紹介いたします。

宮本香織(みやもと・かおり)

青森高等学校卒業。お茶の水女子大学芸術・表現行動学科卒業、同大学大学院修了。

浅野清氏、小坂圭太氏他に師事。2007年ウィーン国立音楽大学夏季セミナー、2017年フランス・スコラカントゥルム教授ビリー・エイディ氏特別レッスンにてディプロマ取得。

これまでにピティナ・ピアノコンペティション全国大会、東北青少年音楽コンクール本選等で入賞。青森県立美術館アレコホール他でリサイタルを開催。東京・青森・弘前でジョイントコンサートに多数出演し、文化庁支援芸術体験事業にて学校訪問演奏等の活動も行う。

お茶の水女子大研究補佐を経て、現在、弘前大学教育学部非常勤講師。東北青少年音楽コンクール優秀指導者賞、グレンツェンピアノコンクール指導者賞受賞。全日本ピアノ指導者協会会員。

 

独唱や合唱とのアンサンブルピアニスト、またソリストとして活発な活動を展開。美しい音色と、とりわけフランスやイタリアの近代の作品の解釈に定評があります。
一方で音楽教室では、小さなお子さんから大人の方まで幅広い層の生徒さんを指導し、丁寧なレッスンと優しい人柄で愛される先生でもあります。
弘前大学ではソルフェージュとピアノのレッスンを担当。日本を代表する音楽家のひとり、近藤譲氏から学んだソルフェージュ指導を活かし、未来の音楽教師を鍛えています。

今回の「みんなのコンサート」のために、リスト《ラ・マルセイエーズ》を新たにレパートリーとして開拓してくれました。ベートーヴェン《「ゴッド・セイブ・ザ・キング」による変奏曲》は、かつて、試験曲として練習していたとか。クライスラー作曲ラフマニノフ編曲の《愛の哀しみ》と、ショパンのマズルカ op. 7, no. 1は、コンサートに華を添える曲として宮本さん自ら選曲。ソロ・コンサートとしてたいへん豪華なプログラムになりました。

素敵な演奏会となること請け合いです。ぜひご期待下さい!