こぎんざしのワークショップのお知らせです。

18世紀の物流に注目したワークショップの第四弾は「こぎんざし」に注目します。藍色の麻布の地にやわらかな白い木綿糸の模様が華やかにひろがるこぎん刺し。綿は18世紀には日本でも栽培されるようになり、綿糸や綿布は日本の人々の衣服に新たな触感をもたらすこととなりました。北に位置する津軽の気候は木綿の栽培には適さず、木綿を使用した衣は長らく贅沢品のままであったと伝えられますが、白い木綿糸はおそらく江戸時代から津軽地方にももたらされていたようです。

 

こぎん刺しを体験してみると、木綿糸の柔らかく暖かな触感を実感することができます。ワークショップでは、こぎん刺しの模様をクリスマスツリーにアレンジした作品制作にチャレンジします。大きさは大・小あるので、お好きなサイズをお選びください。また、伝統的なもどこ(柄)の体験もできます。こぎん刺しの講師として、「てしごと ときたま」の時田雅子さんをお迎えしました。

 

とき:2025年11月22日(土) 10:00-12:00/14:00-16:00 *ご都合のよい時間帯をお選びください。

場所:弘前大学教育学部302講義室

対象:小学校3年生以上どなたでも(各回10名程度)

参加費:700円

 

お申し込みは、11月9日(日)正午に、こちらのお申し込みページで受付開始となります(先着順)。