ラルフはセイラのねこです。いつも悪さをしてはセイラと家族を困らせています。
けれどセイラは、たとえあくたれでも、ラルフが好きでした。
ある日、セイラたちはラルフを連れてサーカスに行きました。サーカスではラルフの隣にいた犬がうるさく吠えたてたので、ラルフは気に入りません。とうとう犬の首輪にたくさんの風船をつけて、犬をライオン小屋の上に飛ばしてしまします。ここからラルフの悪戯はどんどん加速していって、とんでもないことに!セイラたちはラルフをサーカスに置いて帰ってしまいます。
ラルフはこの後どうなるのでしょうか。
「(…) あたし いまでも あんたがだいすきなのよ!」ラルフに再会した時のセイラの言葉が素敵です。
ニコール・ルーベルのユーモラスな挿絵が目を引きます。
表紙のラルフの表情とそのいたずらっぷり、こんなキャラクターがいると楽しいです。シリーズ本になっています。
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