当日は、まず、ひろだい保育園の神先生やボランティアで協力してくださった高橋さんに、雪と動物をテーマにした絵本の読み聞かせをしていただきました。
そのあと、弘前大学教育学部で日本画の授業を担当されている蝦名先生と一緒に、墨や日本画の顔料を使った絵画作品を鑑賞し、絵画制作のワークショップを開催しました。墨絵は難しいかも・・・、と思っていたのですが、そんなことはなく、自分ですった墨などを筆にとって、たくさんの作品が生み出されていきました。
午後のワークショップでは、日本画の画材を使って、さまざまな色を重ねたり、野菜や果物、鳥の剥製を観察しながら絵にしていったりと、それぞれに魅力的な作品がたくさんできあがりました!
神先生、高橋さん、そして蝦名先生、ご協力いただきありがとうございました!
当日のお写真です。
絵本のおはなし会の様子。絵本の世界に入り込んでいきそうになります。
午前の部では、スライドを使った作品紹介のあとで、蝦名先生と一緒に平安時代の絵巻物の《鳥獣戯画》(実物大複製)を鑑賞しました。みんな、興味津々の様子で、いろいろな動物の姿を見て楽しそうでした。
午後は、スライドを使って伊藤若冲の屏風絵の紹介をしながら、日本画の絵具の重なり具合について見て見たり、ユーモラスな動物の姿を確認したりしました。
ワークショップでは、お子さまも保護者の方々もそれぞれ制作にうちこまれていました。
午前中のワークショップの様子です。
まずは、硯で墨をすりました。
このあと、水墨画用の和紙に絵を描いていきます。みんなすんなりと描き始めました!
大胆な絵も、細やかな絵も、どの絵も一生懸命に描いた素敵な作品です。
保護者の方々は、「上げ写し法」という方法を教えていただきながら、《鳥獣戯画》の複写にも挑戦しました!
できあがった作品と午後のワークショップの様子は、また次回の投稿で—