4-up印刷で余白配置を揃える

紙媒体で使いたいちょっとした記入用紙で、ある程度まとまった量が必要なものを、プリンタで印刷することを考えます。記入用紙のサイズはA6サイズで十分なんですが、プリンタ(あるいはコピー機)で使う用紙は通常A4サイズですので、A4サイズの紙1枚にA6のページを4つ印刷(4-up印刷)して後で裁断するという方法が一般的に採用されます。

何も考えずに印刷すると、A4用紙上の場所によって、裁断した後の余白が異なってしまうことが出てきます。それを気にしない人/状況も多いと思いますが、本記事ではそれを気にする場合の話をします。

ここではA6→A4の4-up印刷に話を絞りますが、他のN-up印刷についても同じ考え方でできると思います。

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業務用のHiroin IDを作成する

弘前大学のメールアドレス(Hiroin ID)は,個人用のもの(個人ID)の他に業務用のもの(職名ID)を作成することもできます(申請は教職員のHiroin IDを持っている人に限る).その流れを紹介します.

わかりにくい表題だったので追記.当然ながら個人IDも業務用のものです.本記事の表題が言っているのは,(個人IDとは別の)特定の業務専用のIDを作る,という話です.

※注意※ 基本的には学内者向けの記事となっています.リンク先の多くは学内専用サイトだと思いますが,個別の注意書きはしません.

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学生実験には関数電卓を用意しよう

学生実験には関数電卓を用意した方がいいよ!ということを受講者に伝えるために作成した文書をここに公開してみます.2020年度の数物科学科「基礎物理学実験I」向けに公開したものがベースになっており,本記事はこの文書のVersion 1.2 となります.

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OSごとのアクセス傾向

本Webサイト「分析室の屋根裏」では,Slimstat Analyticsプラグインを使ってアクセス解析を行っております.各記事/ページへのアクセスログや来訪者の閲覧環境などを把握できるものです.本記事は,そのアクセス解析結果を使って,来訪者のOSによってアクセスの傾向がどのように変わるのかを眺めてみましょう,というだけのものです.

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最小偏角法の最小偏角条件を凸関数を使って導出する

基礎物理学実験の題目「プリズム」では,ガラスの屈折率を最小偏角法で測定しています.最小偏角法の鍵となる最小偏角条件は,力任せに微分しても導出できるので,理科系大学生にとって微分積分学のちょうどいい演習問題だったりします.ここでは,凸関数という概念を用いて最小偏角条件をちょっとだけエレガントに導出する方法を思いついたので,それを公開してみます.
いくつかの書籍/Webサイトに目を通した限りでは,この方法で導出しているものは見つかりませんでした.そういうものを見つけましたら,こっそりお知らせ下さい.

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