最小偏角法の最小偏角条件を凸関数を使って導出する

基礎物理学実験の題目「プリズム」では,ガラスの屈折率を最小偏角法で測定しています.最小偏角法の鍵となる最小偏角条件は,力任せに微分しても導出できるので,理科系大学生にとって微分積分学のちょうどいい演習問題だったりします.ここでは,凸関数という概念を用いて最小偏角条件をちょっとだけエレガントに導出する方法を思いついたので,それを公開してみます.
いくつかの書籍/Webサイトに目を通した限りでは,この方法で導出しているものは見つかりませんでした.そういうものを見つけましたら,こっそりお知らせ下さい.

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