サンプルファイル
以下のファイルを(マウス右ボタンクリックで)ダウンロードし,同じフォルダーに置く。
作成例
タイトルページと目次
\documentclass[a4paper,12pt]{jsreport}
% \bm
\usepackage{bm}
% \boldsymbol を使うために必要
\usepackage{amsmath}
% \therefore を使うために必要
\usepackage{amssymb}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{ascmac}
\title{\textbf{
卒論・修論を \LaTeX で書く
}}
\author{弘前大学理工学部地球環境防災学科\\
学籍番号 氏名}
\date{2025年吉日}
\begin{document}
\maketitle
\tableofcontentssotsuron-p0sotsuron-p1
第1章
\chapter{序論}
最初はイントロ的なことを書く。
\section{研究背景}
最近の現状と問題点などの研究の背景をまとめる。
\section{研究動機}
この研究をすることになった動機をまとめてもよい。
\section{研究目的}
具体的な研究目的をまとめる。
\section{表記法}
ギリシャ文字の添字
$\lambda, \mu, \nu, \dots$ は $0$ から $3$ までの値をとる。
ラテン文字の添字 $i, j, k, \dots$ は $1$ から $3$ までの値をとる。
ベクトルとスカラーは区別する。
また,3次元ベクトルか4元ベクトルか,区別して書く。
\begin{itemize}
\item \verb|$\vec{a}$| で $\vec{a} = (a_x, a_y, a_z)$
\item \verb|\usepackage{bm}| して
\verb|$\bm{a}$| で $\bm{a} = (a^0, a^1, a^2, a^3)$
\item \verb|\usepackage{amsmath}| して
\verb|$\boldsymbol{a}$| で $\boldsymbol{a} = (a^0, a^1, a^2, a^3)$
\end{itemize}sotsuron-p2第2章
\chapter{研究方法}
この辺から本番。
\section{数式の書き方}
アインシュタイン方程式は以下の通りである。
\begin{equation}
R_{\mu\nu} - \frac{1}{2} g_{\mu\nu} R =
\frac{8\pi G}{c^2} T_{\mu\nu}
\end{equation}
ここで,$G$ は何で,$c$ は何で... のように,
最初に現れる記号については必ずその意味を説明する。
$T_{\mu\nu}$ とは何であるかとかの説明も。
\section{文献の引用の仕方}
データは参考文献\cite{rika} にあったものを使った.
この文献\cite{ten}も参考にした。
ただ単に文末に参考文献を羅列するのではなく,本文中のどこで参考にしたかを
\verb|\cite{}| で明記する。sotsuron-p3\pagebreak
\section{図の挿入の仕方}
図やグラフを挿入する例。
なかなか思うような場所に挿入してくれないかも知れない。
ここにグラフを挿入して欲しいのに次のページに飛ばされるとか...
必要なら,オプションで大きさを調整するとかしてみてください。
ここでは業を煮やして \verb|\pagebreak| してみました。
\begin{figure}[ht]
\centering
\includegraphics[width=0.5\textwidth]{./plot1.pdf}
\caption{サイン関数のグラフ}
\end{figure}sotsuron-p4第3章
\chapter{結論}
\section{結果のまとめ}
本論で導かれた研究結果をあらためてまとめる。
\section{今後の展望}
本研究でやり残したことや,今後の展望についてまとめる。sotsuron-p5謝辞
\chapter*{謝辞}
謝辞には第何章とかの番号をつけなくてもよいので,そんなときは,
\verb|\chapter*{ }| という具合に書きます。
みなさん,ありがとう.(普通の人が見るのは,イントロと謝辞だけ...
という説もあるから,忘れないで書く.)sotsuron-p6付録 A
\appendix
\chapter{付録があるときは}
付録があるときには,一旦 \verb|\appendix| としたあとに
\verb|\chapter{}| で章を書きます。
プログラム文とかを書いてページ数を稼ぎたいときは,
\verb|verbatim| 環境を使ってみます。
\begin{verbatim}
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
for(int i = 1; i <= 5; i++) {
cout << "こんにちは, C++ の世界! " << i << endl;
}
return 0;
}
\end{verbatim}
\verb|\usepackage{ascmac}|して\verb|screen| 環境を使うと,枠がつきます。
\begin{screen}
\begin{verbatim}
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
for(int i = 1; i <= 5; i++) {
cout << "こんにちは, C++ の世界! " << i << endl;
}
return 0;
}
\end{verbatim}
\end{screen}sotsuron-p7参考文献
\begin{thebibliography}{99}
\bibitem{rika} 国立天文台編,理科年表 (丸善)
\bibitem{ten} 天文年鑑,誠文堂新光社。
\end{thebibliography}
\end{document}sotsuron-p8