反復測定要因を含む単純主効果は,改変Rコマンダーであれば必要時に自動で結果が出力されます.
その他,通常の2元配置,3元配置,4元…の分散分析では,単純主効果は出力されません.
それではどうやって行うか,ですが,最も簡単な方法であれば,各水準ごとのデータを,改めてつくっておくしかない現状です.
例えば,要因A(a,b,c群)と要因ⅱ(1,2,3群)があったとき,要因Aのa群で要因ⅱ(1,2,3群)のデータ,要因Aのb群で要因ⅱ(1,2,3群)のデータ,要因Aのc群で要因ⅱ(1,2,3群)のデータをエクセルでつくります.
次に,要因ⅱの1群で要因A(a,b,c群)のデータ,要因ⅱの2群で要因A(a,b,c群)のデータ,要因ⅱの3群で要因A(a,b,c群)のデータをつくります.
煩雑にはなりますが,これらのデータを一つずつ読み込んで1元配置分散分析で解析し直すという方法です.