医療統計解析使いこなし実践ガイド

医療統計解析使いこなし実践ガイド 臨床研究で迷わないQ&A

対馬栄輝/編 羊土社

2020年04月30日発行 A5判  254ページ

ISBN 978-4-7581-0248-3

Amazon 2024年3月 医療統計学の人気ギフトランキング2位となりました.

 ■  補足

本書の内容で補足事項があれば,以下に追加していきます.
※本ホームページは,羊土社のホームページではなく,著者「対馬栄輝」のホームページを一部利用しています.
本ホームページに関するお問い合わせ(統計解析の相談等は除く)は,こちらまでお願いいたします.
本文修正に関しては,以下を参照ください.

 ■  第3講 統計解析のための準備

基礎編 第3講 で紹介しているRとRコマンダーのインストール方法を説明します.

RとRコマンダーのインストール方法

 ■  書籍に関する質問・問題

■ 書籍に関するお問い合わせは,左上のメニュー「Home」からメールアドレスを確認して送信ください.ただし,.書籍で扱った統計手法を使用した私的な解析自体の問題に関してはお返事できない可能性があります.重要な問題であれば,こちらに随時掲載していきます.

■ 本書では,正規分布に従うかの検定→等分散性の検定→2標本t検定のような手順を説明しています.このような段階的に判断しながら検定を選ぶ手順は誤りとの指摘があります.確かに理論上では誤りになります(編者も数理統計学の教室で学んでいた時代,滑稽な方法だと笑われたことがあります).ただし,現実には慣習的に行われています.多くの人は「誤りである」とは指摘しますが,誰も現実的な正解は答えられない問題があります(答えがあったとしても現実には正解にはなっていません).下記リンクでは,その方法がどれくらいの問題を発生させているか,の情報を提供します.

2標本の差の検定のために前提条件を確認すべき?(標本が正規分布に従うとき) ##差の検定 – Qiita

p値に依存した判断指標が問題の根幹であることは間違いありません.

 ■  修正

  実践編9講の回答ページ(p.246)

回答の①②に誤りがありました.
こちらに正しい原稿を掲載します.
併せて,羊土社のホームページもご確認ください.