6月4日のムシの日に因んで、NHK仙台放送のラジオ番組に呼んでいただきました。
パーソナリティの大谷さんにいざなわれるまま、昆虫に関するいろんなトピックを話しました。
https://www.nhk.jp/p/rs/JMRY7X2YP2/blog/bl/pd31LPx0QA/bp/pn1x5O4z6M/
https://x.com/nhk_sendai/status/1929862669794005103
今回の裏テーマとして、昆虫自体に関する情報だけでなく、昆虫研究や大学の昆虫学について、一般の人に知ってもらいたいなという気持ちを持っていました。
「大学で昆虫の研究なんてしている人がいるんですね」
「マニアックな業界があるのですね(怪訝な顔)」
みたいなことを言われることがあり、いまいち昆虫学の意義や楽しさみたいなものは一般には伝わっていないのだなと感じることがあります。
昆虫学の意義が社会の一定数に認知してもらっておかないと、そのうち昆虫学不要論が出てきそうなので、社会発信は重要なのだと思います。
昆虫学の先人たちは、他の分野と比しても社会発信を多くしていたと思います。
こういった活動が、他国と比べても日本では昆虫に関心がある人が多い一因になっていると思います。
番組の最後にも述べている様に、昆虫が原因となる社会問題は非常に多く(病気関係だけでなく、例えば最近の万博ユスリカ問題などの不快問題も)、農業においては昆虫は重要なプレイヤーであり(いい面でも悪い面でも)、生物学的側面から一般の人が興味を抱くことは多いと思います。
昆虫に興味がある生徒さんは、その興味を活かして専門性を身につけることで、それを生業にするキャリアもあるということを知っていただけると良いかなと思っています。
もちろん、生徒さんだけでなく、リカレントとしても良いと思います。
番組は6月10日まで聴ける様なので、家事しながらでもお気軽に聞いてみてください。
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=JMRY7X2YP2_01_4227412&e-param=R3L6NLPPNZ