卒論修論発表会用スライド LaTeX ファイルと作成例

以下を追加:はしご高(髙),文字サイズ。

サンプルファイル

以下のファイルを(マウス右ボタンクリックで)ダウンロードし,同じフォルダーに置く。

作成例

タイトルページ

\documentclass[30pt,slide,papersize]{jsarticle}
% 14pt, 17pt, 21pt, 25pt, 30pt, 36pt, 43pt
\usepackage{amsmath,amssymb,ascmac,fancybox}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage[usenames]{color}
% はしご高などを使いたいなら
\usepackage{otf}
 
% タイトル上下やセクション下部の横線の色を変更
% 全員同じ色だと区別がつきにくいので各自の色で。
\def\maybeblue{\color{magenta}}
% 指定できる文字の色は 
% red, blue, green, yellow, magenta, white, black の7色。

% 行間が詰まり気味だと感じる場合は以下のように調整
\renewcommand{\baselinestretch}{1.2}
% 段落の間も少しあけたいときは以下のように調整
\setlength\parskip{0.5zh}

\begin{document}
\title{卒論修論発表会用スライドサンプル \\
---副題がある場合はこんな具合に---}

% 髙橋と書きたいときは...
 \author{学籍番号 氏名 \ajHashigoTaka 橋}

\date{2025年2月吉日}
% 日付不要の場合は \date{}

\maketitle

研究背景

% \section{} で改ページ
% セクション番号をつけない場合は \section*{}
\section*{研究背景}
まず研究背景を述べる。

{\textbf 大事な部分}は{\color{blue}{色}}を変えてみる。

% 文字の大きさを変える例。詳細は「latex 文字サイズ」等で検索
{\tiny slide ではデフォルトのフォントがゴシックになってしまうので,
太字 \verb|\textbf| が効かない。}

\underline{{\LARGE 下線}を引くのもいいかも}。

\begin{screen} % 他に,boxnote, shadebox
枠で囲むのもいいかも。
\end{screen}

研究目的

\section*{研究目的}
次に自身の卒論の{\color{red}{研究目的}}を書く。

行間が詰まり気味なので,意識的に空ける場合は \\
\verb|\vspace{1zh}| 
などと書いてみる。

\vspace{1zh} % zh は全角漢字の高さ

特にこんなことをやる。

\doublebox{文章の一部に枠} をつける例。
% 他に,\shadowbox, \fbox, \doublebox, \Ovalbox

式は通常どおり \LaTeX 表記で

\section*{式は通常どおり \LaTeX 表記で}

スライドでは数式番号はつけない。\\
{\small (スライドで発表中に式番号で引用することはしない。)
}

\[ % 式の一部を赤色に
ds^2 = {\color{red}{g_{\mu\nu}}} dx^{\mu} dx^{\nu}
\]
\begin{eqnarray*} 
t' &=& \frac{ t - V x}{\sqrt{1 - V^2}} \\
x' &=& \frac{x - V t}{\sqrt{1 - V^2}}
\end{eqnarray*}

図の挿入

\section*{図の挿入}

\begin{figure}[h]
\begin{center}
\includegraphics[height=0.65\textheight]{./plot1.pdf}
\caption{サイン関数のグラフ}
\end{center}
\end{figure}

結論(シーン1)

\section*{結論}

以下のことがわかった。
\begin{itemize}
\item こんなことや\dots
\end{itemize}

結論(シーン2)

\section*{結論}

以下のことがわかった。
\begin{itemize}
\item こんなことや\dots
\item あんなことや\dots
\end{itemize}

結論(シーン3)

\section*{結論}

以下のことがわかった。
\begin{itemize}
\item こんなことや\dots
\item あんなことや\dots
\item そんなことまで。
\end{itemize}

今後の展望

\section*{今後の展望}

本研究ではここまでやった。

今後の展望としては,こんなことにも取り組んでみたい。

質問があった場合に…

\section*{質問があった場合に...}

前ページ「今後の展望」のスライドで発表は終わりだが,\\
質問があった場合に\\ 
(想定される質問に対して準備できる場合は)\\
使うかもしれないスライドを\\ 
最後のほうに予め仕込んでおく,
という高度なテクニックもある。

\end{document}

スライド pdf

slide-sample2