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■ パッケージのインストール
vcdのパッケージをダウンロードします.
本章ではR(RGui)のメニューを使って個々にダウンロードさせていますが,コマンドプロンプトからダウンロードする方法もあります.
RGuiのコマンドプロンプトに,以下の文(3行まとめて)をコピー&ペーストし,Enterを押します.
[Secure CRAN mirrors]というダイアログボックスが現れるので,そのまま[OK]をクリックします.
コマンドプロンプトが待機状態 >| となったらダウンロード終了です.
次に,コマンドプロンプトに,以下の文をコピー&ペーストし,Enterを押します.
何も起こりませんが,起動(呼び出し)は成功しています.
■ ディスクトップショートカットのプロパティの変更(行わなくても後回しにしても良い)
ディスクトップショートカットのアイコンのプロパティを変更して,vcdパッケージも追加しておきましょう.
ディスクトップのRコマンダーショートカットを右クリックします.
メニューから[プロパティ]を選びます.新たに出てきた画面で,[リンク先(T)]のところに,
B:\R-x.x.x\bin\x64\Rgui.exe R_DEFAULT_PACKAGES=”Rcmdr”
※環境によって,BがCだったりxが数字だったりしますので気にしないで下さい.
のような表記があります.
この,後半の部分,Rgui.exe以降が,設定によって以下のように様々だと思います.
Rgui.exe R_DEFAULT_PACKAGES=”Rcmdr”,”NSM3″,”coin”,”userfriendlyscience”
これらの青字(仮に赤字部分前後が上記と異なっていても,とにかくRgui.exe以降です)を,それぞれ,
Rgui.exe R_DEFAULT_PACKAGES=”Rcmdr”,”NSM3″,”coin”,”userfriendlyscience”,”vcd”
のように”vcd”を追加します(RGuiのすぐあと,「R」の文字の前には半角スペースを入れます).コピー&ペーストで書き換えて下さい.
※R4.0.5以降を使用の場合は,userfriendlyscienceを rosetta に変更します
Rgui.exe R_DEFAULT_PACKAGES=”Rcmdr”,”NSM3″,”coin”,”rosetta” ⇒Rgui.exe R_DEFAULT_PACKAGES=”Rcmdr”,”NSM3″,”coin”,”rosetta”,”vcd”
■ 調整済み残差と連関係数の出力
第11章のデータ例で,χ2独立性の検定を行った直後であれば,Rスクリプトの枠に,
.Test <- chisq.test(.Table, correct=FALSE)
というコマンドが残っているはずです(2行で並んではいませんので,1行ずつ選択).
このコマンドを範囲指定⇒右クリックコピーして,メモ帳などに貼り付け,Rスクリプト内の関数の最下行に,2行ペーストします.
※なお,青字のデータ名や変数名を変えると,別のデータでも同じように解析できます.
次に,以上のコマンドの下行へ以下の2行をコピー&ペーストします.
assocstats(.Table)
※データが変わっても,検定したい変数名が変わっても,常にこのように入力します.
入力したら,マウスでコマンドの入力行の全て(4行)を範囲指定して[実行]ボタンをクリックします.
■改変Rコマンダーで解析する場合
改変Rコマンダーをダウンロード,インストールしておいてください.
こちらの資料を参考に操作してください.
※例題が異なっていますので,変数名が違います.