令和4年2月17日(木)弘前大学八戸サテライトにおいて,公益財団法人シルバーリハビリテーション協会,弘前大学理工学研究科,弘前大学地域共創科学研究科と共催で,令和3年度防災セミナーを開催しました。
本講座は,日本列島で日々発生している地震によって,いつまた巨大地震が起こるのかを意識する日常を送っている私たちが,情報をどのように理解し,どう役立てればよいのか。地域の災害と防災に対する知識を深め意識を向上させ,災害に強い地域・社会について考察を促すことを目的として,地震を学術的観点から学ぶ講座です。
講師には,弘前大学理工学研究科・地域共創科学研究科・地域創生推進室員 片岡 俊一 教授を招き,「三八地域の地震動の特徴と地震防災」と題して講演が行われました。県南自治体の防災担当者,地元企業や金融機関,一般市民や本学教職員が参加し,階上町の震度が周辺よりも大きくなる理由などの三八地域の地震の特徴や,今後の震災による県南地区の被害想定,震災遺構で知る防災などについて学びました。
新型コロナウイルス感染拡大により,Zoomでのオンライン配信のみとなりましたが,のべ42名もの皆さまがリモートで参加くださいました。
今後も,弘前大学八戸サテライト・創生本部では,様々な地域課題に対し本学のシーズを用いて解決に資する取り組みを実施してまいります。