7月21日〜7月24日は、再び喜界島に出張しました。
今回は、白神センターの博士学生の富永くんと、当研究室の渡邉くんが同行してくれました。
こんな感じでライトトラップで昆虫採集をしました。
*各採集地点で、役場・自治会・土地の所有法人などの許可を得て実施しています。
ライトトラップの際には、関係企業に所属する方々が親子連れでいらっしゃるなどしたため、富永くんの昆虫解説がおこなわれました。
いろんなプロジェクトで、渡邉くんを連れ回してしまっていますが、今回の採集を経て、弘前大・学生の生き物採り御三家、廣田竜王、森井名人、富永王位全員とコラボ採集したことになります。
おめでたいなと思っていたら、実はまだ有力者がいて、御三家ではなく四天王だったようです。そのうちその学生ともコラボしないといけないですね。
さて、今回も喜界島のいくつかの地点を回りましたが、どこに行ってもトノサマバッタが多数いました。
成虫、老齢幼虫、中齢幼虫、若齢幼虫とどのステージのものも多くみられたため、多化性なのでしょうね。
しかし、これまでの喜界島訪問でこれほど多くのトノサマバッタを見かけることはなかったように思います。
緑よりも茶色のバッタがとても多かったです。
上の写真のように、アルビノのように白い個体がたくさんいたし、黒い個体もいました。
*黒い個体は群生相バッタだと間違えられることが多いですが、孤独相バッタです。群生相バッタの色は黒ではありません。
ピンクの直翅もちゃんといました。
樹木が傷つけられて樹液が出ていましたが、サイカブトの仕業かな?
今回の出張でも、色々と進展がありました。