暖かくなって、昆虫が活発になってきたので、いろんなトピックで取材が増えてきました。
以下、バッタの色に関する問い合わせに答えたものです。
先月の中旬ごろ、熊本日日新聞でピンクのバッタに関して私見を述べました。
https://kumanichi.com/articles/1771225
数日前は、熊本放送の番組でもバッタの色制御に関して私見を述べました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/1986233?display=1
どちらも熊本に拠点を構えるメディアですね。なぜか熊本が続きました。(私の地元が近いので、番組の方言を聞いて懐かしさを感じました)
この手の話題に、これまでも質問に答えているのですが、確定的なことは言えないのですよね。
捕まえたバッタの発色の原因は、そのバッタを使って実験してみないとなんとも言い難いです。
したがって、捕まえたお子さんが実験してみると良いのですが、「昆虫を捕まえることにしか興味がない」みたいな感じだと、それも難しいです。
小学校や市町村の図書館に昆虫の本を揃えて、「既知の情報を本で調べる」「現象が起こるメカニズムに関心をもつ」などのトレーニングを少しずつ積める環境を整えると、科学として考える素地ができると思います。
小・中学校の先生が導いてあげられると良いと思うのですが、教員の疲弊の話が常態化しているようなので難しいですかね。。