この投稿欄は私の備忘録を兼ねているので、近況を書き連ねます。
9月の頭は盛岡に出張していました。おそらく盛岡に降り立って活動したのは初めてだと思います。
弘前と比べて、街自体は随分と栄えているように見えました。
岩手大の資料館は歴史を感じさせる素晴らしい資料がたくさんありました。
9月9-12日は再び喜界島に出張していました。
今回はクモ類を専門とするB4の学生の三嶋くん(橋本先生の研究室)に同行してもらいました。
大学時代に重要なのは、専門知識を身につけることと、研究経験を多く積み上げることの二つだと思うのですが、三嶋くんは着実に両方実践できているなぁというのが感じられてとてもよかったです。
何か課題がある時に、自分の専門的な見地から何らかの仮説を立て、解決策を生み出すための思索的アイディアが思い浮かぶというのが高等教育を受けた人の社会的価値の一つだと思います。
専門知識や研究経験が浅いと、課題解決にむけた発想すら生み出すことができないですね。どれだけ研究室で頑張ったかで卒業時や修了時に大きな差が生まれているのはよくある光景です。(一般論として)
今回の喜界島出張では、フェロモントラップを設置してみました。(然るべき機関や団体に許可をとっています)
台風で大荒れの天気でしたが、一応ちゃんと捕まりました。
↓ 簡易的なフェロモントラップ
9/14は名城大学の本田先生と林先生が研究室に訪問していただいたので、昆虫飼育光景などを案内しつつ、情報交換をしました。
お二人は私と共同研究に取り組んでいただいていて、論文も一緒に出しています。
カロテノイドに関する話や畜産学に関する話など、さまざまなことを教えていただき、大変楽しかったです。
これからも、基礎に関すること、応用に関すること、どちらも頑張っていきたいなぁと思いました。