岩手県あたりの地域で、かつてトンボの成虫を子供たちが食べていたという話があります。
以前、それに関する取材依頼があり、幼少期を山形で過ごした安藤名誉教授に話を伺いました。
子どもの頃、どういう昆虫を食べていたかや、当時の食べ物に対する空気感などを教えていただきました。
ちなみに、私が生まれ育った福岡県の筑後地方では、私の祖父母の代ですら昆虫を食べていたという話はほとんど聞きません。
食に関しては人間は保守的なので、何を食べるか食べないかの選択はローカルに決められているのだと思います。
まあ、そんなことを考えつつ、個人的な所感などを伝え、その時の取材の件が新聞の記事になりました。
*私はただ一言二言コメントしているだけです。文化としての専門性はありません。すみません。。
共同通信社さんの取材なので、各地方紙に転載される形だと思います。
潔癖の都会暮らしの人は気持ち悪いと思うかもしれませんが、田舎育ちだと自然に受け入れられる話なのではないかなと思います。