昨年度末は学生さんと一緒に孤独相バッタの体色決定要因について実験していたのですが、結局、白黒決められる様な結果が得られませんでした。

学生さんは修了ギリギリまで頑張ってくれましたし、実験作業量としても大変な実験だったので、なんとかはっきりさせたいです。

そこで、現在追加実験に着手しています。

おかげで大忙しです。

孤独相(個別飼育)バッタを多数用いるので、飼育容器を手作りするのが大変なのです。(他にも諸々)

毎週、関東に住む卒業生から草を送ってもらっています。(青森の冬においては状態の良い草が手に入らない)

なぜ毎年冬の時期に取り組んでいるかというと、低湿度の環境で実験したいからです。

実験結果に湿度が影響するので、実験結果を安定させようと思うと湿度が低い冬が最適です。

どういう結果が得られるでしょうね、仮説通りだと有難いのですが。

 

さて、先日佐賀大学から徳田先生(昆虫学・生態学)が来学されたので、弘前大学の昆虫学および生態学の教員や学生たちで親睦しました。

こういう機会はとても大切ですね、わたしも積極的に遠征したいです。