先月に引き続いて、先週、喜界島に訪問しました。
院生の渡邉くんも同行しています。
4月訪問時は、太陽の日差しにやられて、若干体調が悪くなったのと、酷く日焼けしたので、日焼け止め対策は万全でいきました。
↓ バッタいそうな畑が広がっています。
↓ トノサマバッタ成虫も数匹いました。
↓ ハラビロカマキリ幼虫がとてもカワイイです。
↓ 巨大なガジュマルの木がありました。
先月に引き続いて、先週、喜界島に訪問しました。
院生の渡邉くんも同行しています。
4月訪問時は、太陽の日差しにやられて、若干体調が悪くなったのと、酷く日焼けしたので、日焼け止め対策は万全でいきました。
↓ バッタいそうな畑が広がっています。
↓ トノサマバッタ成虫も数匹いました。
↓ ハラビロカマキリ幼虫がとてもカワイイです。
↓ 巨大なガジュマルの木がありました。
先週、院生の渡邉くんと、奄美群島にある喜界島に行ってきました。
青森からだと、何回も飛行機を乗り継いで行くので、結構大変です。
弘前大学人文社会学の関根先生が喜界島の古墓に関する研究成果をとりまとめて公開されています。
弘前大学と喜界島はゆかりがある関係になりそうです。
https://amamishimbun.co.jp/2023/04/04/43159/
↓ 霧の中、気合を入れる教員
↓ 採集していると、なにやら奥へ獣道みたいなものが、、
↓ 険しい道を進んで行くと、奥に古墓のようなものが。防空壕として使われていたのかも?
↓ 「アリモドキ」という看板の周りは見晴らしを確保するためか植物が伐採されていた。アリモドキゾウムシ?
↓ 海岸がカッコイイですね。
↓ 海岸の渡邉くん
出張に行くたびに、新しい気づきや発見に恵まれるため、研究しないといけないテーマがどんどん広がっています。
渡邉くんの研究面での負担も大きくなっているのでなんとかしなければなりません。
うれしい悲鳴ではありますが。
3月28日に弘大食料研サイエンスカフェにて話題提供しました。
昆虫と冬に関する話と、昆虫食のこれからについて少々私見を述べました。
前者の方は青森在住の方に是非とも聞いてほしい話、
後者の方は昆虫食騒動を受けての自分なりの総括でした。
前回の投稿で、バッタを特殊な環境条件下で飼育する実験をしていると述べましたが、ようやくその実験に一区切りつきました。
休日なく、朝から晩までバッタに拘束されるのでなかなか大変ですが、そういう期間を経験するのも良い思い出になります。
廣田くんは、半年近くそのような生活を送ったかもしれません、大変お疲れ様でした。
データをまとめて論文化したいです。
今年は摂南大学で表題の大会が開催されたので、学生3人と参加しました。
ポスター発表もかなり充実した時間になったようです。
色々な方にお会いできて、とても良い学会でした。
最近、学生の廣田くんとバッタを様々な飼育環境下におく実験に取り組んでいます。(廣田くんはもうすぐ修了なのにお疲れ様です)
およそ一ヶ月くらい、朝から晩までバッタに拘束される日常が続きますが、良い結果が得られそうな感触はあるし、楽しみです。
授業期間ではこのような実験を組めないので、実質この時期にやるしかありません。
↑ 昆虫には見えない、赤色光下で作業する研究室メンバー。
こういった類の実験のポイントはいくつかあって、特に、
1、両手を使う 2、些細な効率化の工夫を重ねる 3、楽しく
だと思います。
3は精神衛生上いうまでもありませんが、1、2をうまくやれると、実験に余裕ができるし、まとまった空き時間も確保できます。
今回の実験では、およそ2.5時間の空き時間が確保できるので、その時間に他の仕事をしたり、日用品を買い出しに行ったり、ジムに行ったりと、生活に支障をきたさない計画です。
結果がでるのはもう少し先ですが、この実験の着想に至った興味深い結果は、廣田くんが来週の応動昆@摂南大学でポスター発表しますので、興味がある方はぜひ訪れてください。
タイワンツチイナゴの測定が終わったのですが、そのまま処分してしまうのは勿体無いので、素揚げにして食べようということにしました。
実際に本種は食用として用いられていて、なかなか人気があります。
絶食によるフン抜きをしたグループと、ネピアグラスを収穫の直前まで与えていたグループにわけて食べてみました。
↓ 加熱前
↓ 素揚げ中
↓ 素揚げ後
翅はとったほうがグルメだったかも。
火を通すと真っ赤になります。
アナジャコの唐揚げに似た味でなかなかよかったです。
フン抜きしたものと、そうでないものであまり違いを感じませんでした。
もちろんバッタは食べたい人だけが食べています。
(最近、色々と物騒な世の中になっているので念の為。)
沖縄サンプリングの昼の部で、廣田くんが撮影したものを残しておきます。
廣田くん夜の部と渡邉くん昼の部は別の投稿に載せます。
まずはタイワンツチイナゴからですね。
かなりデカくて、体を測定しようとつかむと蹴られて何度も血が出ました。。泣
↑ タイワンツチイナゴが捕虫網でバサバサしている動画
続いて、ツチイナゴです。
タイワンツチイナゴとの違いはわかりますか?
その他、昆虫たち。
木に「危」が印字された札が付いており、倒木しそうもないのに何が危ないのかなと思いました。
採集を続けるうちに、多くの木に「危」の札がついていることに気が付き、廣田くんがネットで調べてくれたところ、この札にはメチルオイゲノールと殺虫剤が染み込ませてあるようです。
そうです、応用昆虫学を学んだことがある人は誰もが知っている、ミバエ防除のプロジェクトに使われるアレです。
現物を見られて、そしてこれほどあちこちに設置してあるのを見られてよかったです。
沖縄にバッタのサンプリングに行ってきました。
少しだけ写真を載せておきます。
タイワンツチイナゴをたくさん採りました。
本種だけで150匹くらい採りました。本命はこの昆虫ではなかったのですが、仕方ない。。
ヒトの写真が多くなったので、昆虫の写真は別途載せますね。
カマキリの孵化幼虫と一緒に、オナガアシブトコバチと思われる寄生のハチが羽化してきました。
ほとんどの個体が長い産卵管をもっているので、ほとんどがメスのようです。不受精卵はごくわずかだったのでしょうね。
カマキリの卵にのみ寄生する昆虫のようです。
大学構内の雪かきが進み、だいぶん歩きやすくなりました。
毎年のことですが、正月三が日は構内の除雪がほとんどないので、移動するのに苦労します。
大学の駐車場から校舎までの道のりを、膝近くまである雪を掻き分けながら進むことになります。
自分にとっては風物詩みたいなものなので、「ああ正月だなぁ」という気持ちになります。
街中の通路は、ほとんどが近隣の住民の方がやってくれていると思います。
大変ありがたいことですが、人口が減って地域のコミュニティが壊れると大変なことになるでしょうね。