管理している圃場がヤブ状態になっていたので、研究室総出で草刈りをしました。
ついでに、イヌムギの苗や種をプランターに植えました。
これを温室の中で育てて、冬場のバッタの餌にします。
現在、研究室にいる昆虫は、
トノサマバッタ、カブトムシ、カマキリ(オオ・ハラビロ)、ミールワーム(餌用)、カイコガです。
飼育作業に加えて、実験やその他様々な仕事もあるし、なかなか疲れます。
いくつか研究テーマを学生に分譲しないと、他の仕事が滞りがちになっています。。
管理している圃場がヤブ状態になっていたので、研究室総出で草刈りをしました。
ついでに、イヌムギの苗や種をプランターに植えました。
これを温室の中で育てて、冬場のバッタの餌にします。
現在、研究室にいる昆虫は、
トノサマバッタ、カブトムシ、カマキリ(オオ・ハラビロ)、ミールワーム(餌用)、カイコガです。
飼育作業に加えて、実験やその他様々な仕事もあるし、なかなか疲れます。
いくつか研究テーマを学生に分譲しないと、他の仕事が滞りがちになっています。。
採集したカマキリはバッタを使って育てています。
育てていると、飼育ボックスの中に不思議な黒い物体が突如として出現します。フンにしてはカマキリの体に対して大きすぎます。
よく見るとなんだか特殊な構造をしているようです。
突如として、隔離された空間に現れた物体。異次元から現れたのでしょうか。
小松左京の小説が頭をよぎります。
しかし、顕微鏡でもう少し拡大したり、解剖したりすると昆虫の蛹だということがわかります。
おそらくこれは、カマキリヤドリバエの蛹だと思われます。
安藤先生の「カマキリに学ぶ」という著書によると、幼虫の状態でカマキリの体から脱出して、すぐに蛹になる寄生バエのようです。
確かに、この蛹が出現したカマキリの体には傷がありました。
そして、採集してきた幼虫から結構出現します。
採集したカマキリの半分近くはこのハエに寄生されているようです。
ただし、このヤドリバエが脱出したカマキリは絶命することなく、今の所元気にバッタを食べています。
それらのカマキリはちゃんと羽化して次世代を残せるのか気になりますね。
弘前大学の農場の堆肥に季節外れのカブトムシ幼虫がいるという情報を得て、採集に出かけました。
情報通り、幼虫をたくさん捕獲することができました。
成虫も少し入手できました。
カブトムシ幼虫を使う実験をしたかったのでこの時期に入手できるのはありがたいです。
バッタに加えて、カマキリ、カブトムシと昆虫の研究室らしい感じになってきました。
本日は実験で使うカマキリ幼虫のサンプリングに行きました。
当研究室の廣田くん、県内在住の吉田さん親子、安藤名誉教授と一緒にカマキリを探したところ、たくさん採集できました。
研究室に持ち帰って実験に使う予定です。
みなさんお疲れ様でした。
トノサマバッタ粉末を使ったせんべいをテスト販売するのでプレスリリースを出しました。
https://www.hirosaki-u.ac.jp/topics/74506/
いくつかの新聞にも取り上げられています。
調味料などはほとんど配合せず、バッタ粉、小麦粉、塩だけで作ることでバッタの味を知ってもらおうという試みです。
普段口にするお菓子よりは薄味に感じると思いますが、興味があればご賞味ください。
食に関するタンパク質素材としてトノサマバッタ養殖の紹介を執筆しました。
青森市の元木商店さんと一緒にバッタ養殖の実証試験を行うことをプレスリリースしました。(6/2)
6/3には、東奥日報および読売新聞でも報道されました。他のところにも転載されているようです。yahooにも載っているようですが、昆虫嫌いの人からコメント機能で悪口を書かれそうで恐ろしいです。あたたかく見守って欲しいところ。
畝を作って、イヌムギ、ヒエ、ソルガムの種を播きました。
数年前までビニールシートで覆わずにやっていましたが、草取りがあまりにしんどかったので、去年から敷いています。
草取りの労力がかなり低減され、これをやっていると随分楽になりました。
自分自身、畑のノウハウをあまり持っていないので、試行錯誤でやっています。
弘前青年会議所の集まりで、当研究室の研究について紹介しました。地域の方に、大学の研究について知ってもらうのは大切なことですし、研究室が閉鎖的にならないように努めていこうと思っています。
雨が降るとの天気予報なので、プランターにヒエとソルガムの種を蒔いてみました。東北の気候だと、ちょっと早すぎるかもしれないですね。畑に蒔く分はもうちょっと待ってからやります。プランターからちゃんと芽を出すか見守ってみます。