投稿者: rsugahara

函館にて調査

8月29-31日は函館近辺に昆虫の調査に出かけました。

メンツは、相馬先生、学生さん2人、私です。

実りある調査になりました(ミッションを達成しました)。

↑ フェリーで青森から函館に向かう

↑ ミッション達成の現場

↑ 山奥まで車を走らせましたが丸太の倒木で先に進めず

↑ 丸太をどかすのは困難で、これ以上進むのを諦めました

↑ 採集中の相馬先生

↑ 採集中の森井くんと相馬先生

↑ 恵山に採集に行きました

↑ 恵山の植物

 

 

初めての函館でしたが、楽しかったです。

2023年オープンキャンパス

今日はオープンキャンパスが開催され、当研究室はバッタへの餌やりやカマキリへの餌やりを体験してもらいました。

人数制限をしていましたが、たくさんの昆虫好きの生徒さんにきてもらってよかったです。

カマキリの餌やりは刺激的なビジュアルだったと思いますが、積極的に取り組んでいました。

生物学科だけでなく、食料資源学科に昆虫の研究室があると知ってもらえるようになってきて嬉しい限りです。

 

大釈迦で昆虫採集

今日は朝から、白神研の相馬先生、当研究室の渡邉くん、青森市在住の吉田さん一家と一緒に、大釈迦で昆虫採集をしました。

目的の昆虫を見つけることができませんでしたが、そのおかげで次の一手の方針が定まりました。

昆虫分類学が専門の相馬先生と話す機会はそんなにないのですが、こういう時に色々と情報交換できるのでなかなか良いです。

ハイパースペクトルセンサー

本日は、防衛大の研究グループが当研究室を訪問されたので、セミナーをやってもらいました。

年々、さまざまな工学的機械が進歩し、生物系の分野でも利用可能になってきています。

それらの力を借りて、新しい知見を得たり、昆虫防除に役立てたりすることはとても有意義だと思います。

防衛大のグループの研究はバッタの早期発見にハイパースペクトルセンサを用いようとするもので、大変興味深いと思いました。

色々なお話ができて楽しかったです。

再び喜界島(奄美群島)へ(3回目)

7月17-20日に喜界島へ訪問しました。

学生の渡邉くんと、産学連携担当の先生も同行しています。

片道で3 or 4回飛行機に乗る必要があるため、時間もコストもかかりますが、島のことをよく知れていい経験になっています。

ただ、あまりに暑すぎるので涼しい時期に訪れたいなとは思うものの、研究が目的なので仕方がないです。

↑ 工場の中はそれなりに暑いです。

 

↑ 立派なハラビロ先生がいました。採集は夜の方が良い。

 

↑ 左上にUFOのようなものが見えますが、蜘蛛です。(おそらく、チブサトゲグモ?)

 

このプロジェクトの研究予算は今回の訪問でほとんど尽きたので、今年度はこれが最後の訪問になると思います。

親子体験学習(藤崎農場に於いて)

本日は「親子体験学習」という大学のイベントで、昆虫採集をしてきました。

私と生物学科の橋本洸哉先生で講師役を務め、カブトムシ採集をした後、藤崎農場内に棲息する昆虫を採集しました。

例年、カブトムシ幼虫が多く棲息する堆肥には、カビに侵されて死亡しているカブトムシがたくさん発見され、おそらく堆肥内に昆虫に病原性のある菌類が増えてしまったのではないかと思いました。

そういうのも含めての、自然観察ですね。

 

5月24日は研究室の新入生歓迎会

5月24日は、学生実験(二年生対象)の担当回でしたが、

それが終わった後に3年生の研究室歓迎会を行いました。

写真を撮り忘れましたが、弘前駅前の「わたみ」で親睦を深めました。

美味しいお酒と料理で、研究室のメンバーも満足したと思います。

 

今年度も、研究室内にいろんなプロジェクトがあるので、しっかりとアウトプットしていきたいところです。

例年よりも野外採集や観察が多くなるかも。

もちろん室内飼育もガッツリしています。

再び喜界島(奄美群島)へ(2回目)

先月に引き続いて、先週、喜界島に訪問しました。

院生の渡邉くんも同行しています。

4月訪問時は、太陽の日差しにやられて、若干体調が悪くなったのと、酷く日焼けしたので、日焼け止め対策は万全でいきました。

↓ バッタいそうな畑が広がっています。

↓ トノサマバッタ成虫も数匹いました。

↓ ハラビロカマキリ幼虫がとてもカワイイです。

↓ 巨大なガジュマルの木がありました。

喜界島(奄美群島)へ!

先週、院生の渡邉くんと、奄美群島にある喜界島に行ってきました。

青森からだと、何回も飛行機を乗り継いで行くので、結構大変です。

弘前大学人文社会学の関根先生が喜界島の古墓に関する研究成果をとりまとめて公開されています。

弘前大学と喜界島はゆかりがある関係になりそうです。

https://amamishimbun.co.jp/2023/04/04/43159/

↓ 霧の中、気合を入れる教員

↓ 採集していると、なにやら奥へ獣道みたいなものが、、

↓ 険しい道を進んで行くと、奥に古墓のようなものが。防空壕として使われていたのかも?

↓ 「アリモドキ」という看板の周りは見晴らしを確保するためか植物が伐採されていた。アリモドキゾウムシ?

↓ 海岸がカッコイイですね。

↓ 海岸の渡邉くん

 

出張に行くたびに、新しい気づきや発見に恵まれるため、研究しないといけないテーマがどんどん広がっています。

渡邉くんの研究面での負担も大きくなっているのでなんとかしなければなりません。

うれしい悲鳴ではありますが。

サイエンスカフェと飼育実験の一区切り

3月28日に弘大食料研サイエンスカフェにて話題提供しました。

昆虫と冬に関する話と、昆虫食のこれからについて少々私見を述べました。

前者の方は青森在住の方に是非とも聞いてほしい話、

後者の方は昆虫食騒動を受けての自分なりの総括でした。

 

前回の投稿で、バッタを特殊な環境条件下で飼育する実験をしていると述べましたが、ようやくその実験に一区切りつきました。

休日なく、朝から晩までバッタに拘束されるのでなかなか大変ですが、そういう期間を経験するのも良い思い出になります。

廣田くんは、半年近くそのような生活を送ったかもしれません、大変お疲れ様でした。

データをまとめて論文化したいです。