EL Game Theories (04): テレビゲームでもいい?

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私が小さい時に「教育的テレビゲーム」といえば、つまらなく、粗末で、単語や数学の問題だらけというイメージがありました。ところが、第二言語学習とくると、普通のテレビゲームが役立つ可能性があります…意図的に使用すれば、ね。 

英語でテレビゲームを選べば、以前の投稿で説明した「head fake learning」をして「English habit」を育てることができます。さらに、テレビゲームで「learning what you already know」(以前の本の紹介投稿で言及したことがある)を生かすこともできるでしょう。 

learning what you already know」は言語学習において大変有効な方法だと思います。すでに日本語で知っていることを英語で学ぶことという意味です。例えば、もしすでにポケモンやファイナルファンタジーやゼルダの伝説などを日本語でやったことがあれば、物語と登場人物とアイテムの種類などが分かるので英語で遊びなおすことが簡単なはずです。同じ考え方で私は常に学生にパソコンやマイクロソフトワードを英語に切り替えることをおすすめしています。もし日本語でメニューの内容が分かっていれば、英語での使い方が意外と早く習得できます(実際、私は学部生で日本語を勉強し始めたばかりの時にパソコンをすべて日本語に設定し、今までほとんど日本語で使い続けています) 

最後に一つの注意を言わせてください。たくさんのテレビゲーム、特にアクションゲーム(シューティングゲームや格闘ゲームなど)は一度やり方を覚えたら言語技能を生かせずに遊べます。スマブラを英語でやっているから勉強になっているぞ、と自分をだまさないこと。これは英語の映画をずっと日本語字幕を読みながら鑑賞することと一緒です。意識的にリーディングやリスニングが必要なゲームを選ぶと英語学習にメリットがあると考えます。