実験計画

管理区域内で実験を行う場合は、RIの使用の有無にかかわらず、必ず実験計画書を提出してください。

実験計画が承認されるまでは、放射性同位元素を購入したり、実験を行ったりすることが出来ません。
また、審査には最短で1週間程度要しますので、あらかじめ時間に余裕を持ってご提出ください。

 1.使用核種・実験内容の相談

使用予定のRIや使用方法が承認条件の範囲内か、あらかじめ管理室にご確認ください。

RIの使用については、原子力規制委員会に申請した使用条件について承認されています。申請した条件を超えて使用すると法令違反となります。

承認核種はこちら

 2.実験環境の確認

実験計画書を提出する前に、予定している実験を行うための設備、測定器、実験器具について確認してください。

 3.実験計画書の提出

2024(令和6)年度 実験計画書の受付を開始しました。

実験計画書は、記入上の注意を確認の上、必ず教員が作成してください。

実験計画書の期間は当該年度末までとします。

翌年度も継続して実験される場合は、通知(毎年2月頃)に従い、翌年度分の実験計画書をご提出ください。

〇提出期限
 【新規の場合】随時受付  

〇提出書類
 「2024年度 放射性同位元素使用実験計画書」 1部

 ※ 実験計画書はA4用紙1枚に収まるよう各自調整願います。

 ※ 学生実習用はこちら(学内限定)

〇提出先
  アイソトープ総合実験室 isotope@hirosaki-u.ac.jp

   

放射性廃棄物について

非密封RIを使用する実験で、RIが付着した廃棄物は「放射性廃棄物(汚染物)」として廃棄していただきます。放射性廃棄物は許可廃棄業者へ引き渡すため、集荷対象外となっている以下の放射性廃棄物が発生しないよう実験を計画してください。

毒劇物や有害物質が含まれる場合は、中和・無害化のための措置をご検討ください。

〈許可廃棄業者に引き渡せないもの(集荷対象外)〉

① 揮発油、アルコール、二硫化炭素等の可燃性液体
② 爆発物及び自然発火するおそれのある物
③ 腐敗した物及び腐敗のおそれのある物
④ 多量の気体を発生するおそれのある物
3Hガス、85Krガス等の気体状の放射性同位元素
⑥ 人体からの排泄物、臓器、組織等、血液、血清及び病原体の付着した物
⑦ 以下の核種を除くアルファ線を放出する放射性同位元素を含む物
  223Ra
⑧ 液体シンチレータ廃液以外の有機液体、機械オイル等
⑨ 劇毒物、ダイオキシン類、有害物質等
⑩ 破砕、圧縮、焼却、乾留、溶融等の減容処理等を行った物
⑪ 十分に乾燥されていない物及び液体の残ったバイアル等
⑫ 密封線源
⑬ 核種、放射能が不明の物
⑭ その他、法令により禁止されている物